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小坂鉄道沿線探検

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米代川北岸の各集落の入口などに祀られている道祖神「ドジン様」、秋田フキの発祥の地とされる「秋田蕗発祥の碑」、夕陽を浴びると金色に輝くとされる幻の秋田杉「蒼弥白」、「雪沢の蕎麦文化を後世に伝えたい」と有志が取り組む「雪沢新そばまつり」…小坂鉄道沿線を探検してみましょう。

tanken0sドジン様(新沢)
大館市の米代川北岸(北比内と呼ばれていた)の各集落の入口などに、こうした道祖神が祀られている。ニンニョ様、ニンギョ様、ショウキ様などと呼び方も姿形もさまざまで興味深い。


tanken1sお殿様の面目を保った長木沢の秋田フキ
「ゆきさわ産直センター」の片隅に「秋田蕗発祥の碑」がある。
寛延元年(1748)3月、江戸城大広間で諸国の大名とお国自慢をしていた秋田の5代藩主・佐竹義峰侯が「秋田の比内長木沢のフキは、その太さ竹のごとく、葉は傘のようである」と自慢したが、諸大名は「そんな大きなフキがあるものか」と大笑いしたので、早速長木沢のフキを江戸城に送るよう命じた。
長木沢山拠人・阿部十右衛門は七日間深山に分け入り、長さ約3.6mもある大ブキを2本見つけ江戸へ送った。見せられた諸侯は驚嘆し過日の無礼を詫びたということである。


tanken2s幻の秋田杉「蒼弥白(あおやじろ)」を発見!!
大館は日本三大美林で知られる秋田杉の主産地であるが、その中に「蒼弥白」という“夕陽を浴びると金色に輝く杉”があると言われていたが、実在を確認できずにいた。「本当にそんなものがあるのか」と思っていたら、レールバイクの発地点を出てまもなく、雪沢温泉の源泉付近の長木川の対岸に発見!!
調べてみると江戸時代の紀行家・菅江真澄も雪沢地区に「蒼弥白という香木がある」ということを記しており、林業関係者によると突然変異種であるらしく、雪沢地区の大新沢にももう1本あるようだ、とのことである。夏から秋にかけて違いが分かりやすいが、目を凝らさないと判別は難しい。


tanken3s雪沢の蕎麦文化を後世に伝えたい
雪沢地区、殊に黒沢集落では冠婚葬祭に各家々で蕎麦を打ち、食される伝統がある。それは山間部の冷涼な気候のためコメが採れない時代があったからという。かねてから雪沢に蕎麦あり、と聞いていたが専門店や飲食店で出されることもないため、話を聞いたメンクイ達はずっと気になっていた。
25年11月、そんな声に押されて「第1回雪沢新そばまつり」がゆきさわ産直センターで開催された。手打ち蕎麦(かけ・ざる=地元では温かい汁で食べるかけ蕎麦が伝統的)のほか、雪沢産蕎麦粉を使ったガレット(クレープ状のフランス・ブルターニュ地方の郷土食)や和菓子などが提供され大盛況であった。今後のイベントも注目だ。




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